映画05 ダイハード4.0が描く現実の勇気
2007年 07月 05日
とても新鮮味があって、おもしろかった。
すっかりスキンヘッドになったブルースだが
前作から12年が経過したとは
とても思えない。
むしろパワーアップした感がある。
今回は製作も兼任している。
1作目は、高層ビル内で巻き込まれた事件
2作目は、空港で
3作目は、マクレーンを犯人が指名してくる
あれほど社会の危機を救ったヒーローのはずなのに
妻とは離婚したまま、
愛娘とも和解できず
財産も無い状態。
そんな彼を犯人との命がけ(ダイハード)の戦いへ
奮起させたのは、娘の誘拐という事実だった。
今回の新たな敵は、情報化社会のコンピューターを操る
超デジタル頭脳犯のサイバーテロ組織。
完璧なアナログ男が、体を張って仕掛ける対決が
見応えある仕上がりとなっている。
毎回ベテラン競演陣の演技が
映画を安定させてきたシリーズだが
今回は、魅力的な実力派が脇を固めている。
マギー・Qは冒頭から、美しく印象的で,すぐに
MI:3の『ナイス・カー』と言って爆破ボタンを押す女性だとわかった。
後に手強くジョン・マクレーンを翻弄する。
救出した若いパソおたく(j・ロング)が、社会のことを『システムが・・』と言ったことに対し
ブルースは激しく怒る『システムだと?人が生きて暮らしているんだぞ!』。
FBIの中で唯一まともで、マクレーンを救出に行く黒人(クリフ・カーティス)は
確か『マジェステイック』に出演して光っていた人だ。
敵の眼光鋭い首謀者(ティモシー・オリファント)も、
野望に燃える高ぶった犯罪者を、よく演じていた。
ファントムやハイウェイトンネルのシーンは
CGでしかありえないと思ってしまうが、
体VS体の対決の迫力も、きちんと肉付け去れていて
そのへんにある『希薄なアクション映画』になっていない。
これは細部にこだわる監督、『アンダーワールド』のレン・ワイズマンだからだ
と感じた。
バンバイヤの哀愁に必要な、顔の筋肉の動きやストーリー展開は
監督ならではと思ったからだ。
何発撃っても弾が無くならないランボーのようなマッチョと違い
ジョークを言うユーモアがありながら
娘を体を張って守るという親父という設定に
共感できるので、このシリーズは安直にならないのだろう。
すっかりスキンヘッドになったブルースだが
前作から12年が経過したとは
とても思えない。
むしろパワーアップした感がある。
今回は製作も兼任している。
1作目は、高層ビル内で巻き込まれた事件
2作目は、空港で
3作目は、マクレーンを犯人が指名してくる
あれほど社会の危機を救ったヒーローのはずなのに
妻とは離婚したまま、
愛娘とも和解できず
財産も無い状態。
そんな彼を犯人との命がけ(ダイハード)の戦いへ
奮起させたのは、娘の誘拐という事実だった。
今回の新たな敵は、情報化社会のコンピューターを操る
超デジタル頭脳犯のサイバーテロ組織。
完璧なアナログ男が、体を張って仕掛ける対決が
見応えある仕上がりとなっている。
毎回ベテラン競演陣の演技が
映画を安定させてきたシリーズだが
今回は、魅力的な実力派が脇を固めている。
マギー・Qは冒頭から、美しく印象的で,すぐに
MI:3の『ナイス・カー』と言って爆破ボタンを押す女性だとわかった。
後に手強くジョン・マクレーンを翻弄する。
救出した若いパソおたく(j・ロング)が、社会のことを『システムが・・』と言ったことに対し
ブルースは激しく怒る『システムだと?人が生きて暮らしているんだぞ!』。
FBIの中で唯一まともで、マクレーンを救出に行く黒人(クリフ・カーティス)は
確か『マジェステイック』に出演して光っていた人だ。
敵の眼光鋭い首謀者(ティモシー・オリファント)も、
野望に燃える高ぶった犯罪者を、よく演じていた。
ファントムやハイウェイトンネルのシーンは
CGでしかありえないと思ってしまうが、
体VS体の対決の迫力も、きちんと肉付け去れていて
そのへんにある『希薄なアクション映画』になっていない。
これは細部にこだわる監督、『アンダーワールド』のレン・ワイズマンだからだ
と感じた。
バンバイヤの哀愁に必要な、顔の筋肉の動きやストーリー展開は
監督ならではと思ったからだ。
何発撃っても弾が無くならないランボーのようなマッチョと違い
ジョークを言うユーモアがありながら
娘を体を張って守るという親父という設定に
共感できるので、このシリーズは安直にならないのだろう。
by arthiropon | 2007-07-05 12:37 | 洋画 映画館