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この夏逝ってしまった4人の名優たち

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●リチャード・アッテンボローさん死去、8月24日 。90歳
半世紀前の映画 大脱走のリーダーの演技は、素晴らしい存在感でした。
監督としても、ガンジー、チャーリー、遠い夜明けなど社会派の名作を世に出し
マジックという映画も面白かった。
最近では、ジュラシック・パークの老館長が印象的でした。
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●ローレン・バコールさん死去 8月12日。 89歳
ボギー(ハンフリー・ボガート)さんの元妻で共演作品に光を放ち
香り立つ雰囲気があった。
フランク・シナトラやジェイソン・ロバーズとは、うまくいかなかったらしい。
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●ロビン・ウィリアムズさんが8月11日自殺、63歳
とても残念です。
アルコールとコカイン中毒、最近は重度の鬱病も患っていたようです。

●J・ガーナー氏死去 7月20日 86歳。
「大脱走」(63年)や、三船敏郎と共演した グラン・プリ
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。テレビシリーズ「ロックフォードの事件簿が有名だが
最近、きみに読む物語(notebook)の 老ノア役で
好演していた。

皆さんに心からのご冥福をお祈りします。
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by arthiropon | 2014-08-25 13:09  

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト

マーティン・スコセッシが監督したことも興味があった。



ミック・ジャガー

1943年産まれだから今年の7月で(俺と同じ月)

67歳?

しょっぱなの曲 

ジャンピンジャックフラッシュで

まさに飛び跳ねて(ジャンピン)歌う。

年齢と闘ってではなく

ずっと道を歩んでいるからか。

葉っぱのせいもあるかもだが、決してそれだけではない。

彼らの原点は、黒人ブルースにあり

グループ名もそこから付いた。

内側からの叫びの力なのかも。

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ジャンピンジャックフラッシュ歌詞

生まれは渦巻くハリケーン

しのつく雨が産湯なり

それも味なもんだぜ そうさイカシた話さ

オイラ あやつり人形フラッシュ様よ

てんでイカシてすてきだね

歯抜け魔女に育てられ

ムチ打たれての幼年時代

それも味なもんだぜ そうさイカシた話さ

オイラ あやつり人形フラッシュ様よ

てんでイカシてすてきだね

溺れ死ぬほど洗われて

頭は足元にぐーらぐら

パン粉でごしごし磨かれて

額に釘打ちオイラの完成
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by arthiropon | 2011-05-31 15:08  

のんちゃんのり弁の『くさらせない存在』

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子供を保育園に迎えに行くから
午後2時に帰らせてほしい

面接で、そういった母親

結婚したものの
自立できない駄目亭主と別居し
貯金も無く

かといって
自分が したいことを見出せない31歳の小巻

面接担当者は
『数時間働いて 一人前に金をもらおうなんて
あんた、人生なめてません?』と怒る。

夢中で出来るのは
娘のんちゃんに毎朝作る のり弁だった。

偶然幼馴染を通して知った小料理屋 ととや
そこで食べた鯖の味噌煮の美味しさに感動して
弁当屋を開く決意をする。

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岸辺一徳演じる ととやの主人が、とても良い。

捨てたくないからって
全部抱えてたら
みんな腐らせてしまうんだよ

お金をもらうのは悪いことじゃあない
趣味じゃあないんだから

悪いのは
お金をもらうことじゃあなく
何もしないのに
もらうことだ

こんな珠玉の言葉を
渋い演技で話す。
そうした言葉が彼女の道筋を照らす灯りとなっていく。

主演の小西真奈美さんは、私はなぜか
『UDON』以降、後姿に惹かれる。
ロケ地の錦糸町近くの町並みに
彼女は しっとりと調和していた。
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前述の面接官の言葉・・
それは、誤った日本社会を象徴していると感じる。
社会は、子供がすくすくと育って成り立つもの
子供自体が社会そのものといっても過言ではない。
母親が子供を育てるのに、
なめているなどという言葉をかけられなければいけないような
社会制度では、どうしようもない。
日本は精神と未来において
飢餓状態と言えるかもしれない。
そんなことを考えた。
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by arthiropon | 2010-05-16 15:17  

『劒岳 点の記』が伝える 何のために ということ

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かねてから映画館で見たいと思っていたのだが
上映期間の短さと、近くの映画館で上映する時間枠が
都合と合わずに見れなかった。
今日、ようやくDVDで何度か鑑賞した。
そして、素晴らしかった。

1906年(明治39年)、軍の命令によって
実際に剱岳への登頂と測量を行った
柴崎芳太郎と宇治長次郎以下、日本の地図を作る・・点の記作成のために
命を懸けた人々の勇気と志を描いた大作。

印象に残った台詞

人は 何をしたか ではなく
何のためにしたか が大事なんだ。

実際に初登頂した修行者は、ただ印を残して騒がずに
ひっそりと生涯を終える

そのことに感銘を受けた柴崎は
心の中でこう感じた・・・

何にも囚われず
心のままに・・・

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彼の恩師である先輩、古田盛作が書いた
彼への手紙

柴崎が 測量のために登る意味を
自分がしていることの意味を見失っていたときに
読んだ手紙

正確に測量することで
自分がどこにいるかが分かり
自分が日本人のどこに立っているかがわかり
しいては
それは、自分が何者かを知ることになる。

素晴らしいメッセージだ。

軍は、前人未到でなければ意味が無いと
修行者に先を越されたような登頂は恥だとさえ言う。


彼らは、何者にも囚われず という生き方ではなく

多く 囚われていた

何をしたかばかりしか
周囲にどう写るかしか
生きる意味を見出せない愚か者たちだった。

私は前から、撮影監督の木村大作さんが好きだった。
彼が撮影しているというだけで その映画を見たいと感じたほどだ。

CGや、小手先の映像処理大流行の世の中で
この映画を作った
木村大作監督とスタッフ、キャストに、拍手を送りたい。
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by arthiropon | 2010-02-21 19:09  

オーシャンズは人類の知恵を促す

海と海洋は未知の宇宙と紹介される。

ジャックペランが監督したドキュメンタリー映画オーシャンズは
世界に一台しかない最新ステディカムカメラでの映像を駆使して作りあげた
努力の結晶とも言うべき作品だ。

しかし誉めるべきはカメラではなく、執念とも言うべき情熱だ。

海の豊かな産物は、
人が生きて行けるだけ、
感謝を込めてなら
食べることが許されているはずだ。

ところが、私利私欲のために乱獲し、種を絶滅させたりしている。

フカヒレ料理のためにサメをとり、
尾っぽとヒレだけ切って、
泳げないサメを海に投げ込み血に染める。

恵みへの感謝や畏敬の念の微塵もない、

なんという傲慢な所業か。
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私は思った。
人類の知恵を信じたいと。
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by arthiropon | 2010-02-01 07:46  

キャデラックレコードで明かされるブルースの曙

キャデラック・レコード
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by arthiropon | 2010-01-29 12:27  

スター・トレック2009の若々しさ

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映画版シリーズ11作目ではあるが
私にとって これは異色作だった。
トレッキーという言葉があるほど
アメリカを中心に、世界中にいる熱狂的なファン。
大昔のテレビシリーズと、ほぼ同じユニフォームで・・
やはり 譲れない ものもあるのだろうか。

多くのSFもののシリーズの中で
スター・トレックは、精神性の内容が
より多く盛り込まれているように感じる。

本作は
トレッキーではないJ・J・エイブラムス監督によって
友情と絆というテーマを軸にした映画となっている。

ジェームズ・T・カークとスポック ・・
意外な展開をし
スリリングに展開する本作は
若々しく新鮮な印象だった。
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太りすぎて見る影も無い(人のことは言えないが)W・シャトナーは
出演していないが
時空を超えたバルカン星人スポックに
オリジナルの レナード・ニモイが
友情の絆を説くアンカーマンの役柄を演じている。

嬉しかったのは、万引き事件が大々的に報じられた
ウィノナ・ライダー が
スポックの母を印象的に演じていたことだ。
また、炎のランナーのベン・クロスが、父サレクを演じているのも
驚いた。

そして、最後までわからなくて
ロールオーバーで名前が出ても
どこに出ていたのと思ったのが
ネロという悪役を演じた
エリック・バナ だった。

この映画を見たいと思った理由のひとつに
『アバター』でCG出演の
ゾーイ・サルダナが、ウフーラ役で出ていることだった。
パートナーも、やはり魅力的と
賛同していた。
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ストーリー展開が、過去の様々なエピソードの軌跡を
尊重しているために、最後のテーマ音楽が流れるときに
なんだか嬉しくなったりもする。

宇宙大作戦よりも前の時代を描きながら
U.S.S.エンタープライズ のワープの速さや
展開の速さ
固定されてないカメラなど
これらが、途中までなじめなかったが
Mission: Impossible III の監督に
トム・クルーズに招かれただけあって
若々しさのあるスリリングな作品
だった。
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by arthiropon | 2010-01-24 13:46  

ポセイドン

d0104438_18281228.jpg2006/10/14記述メモより

宣伝を見て、ああこれも過去の大作の焼き直しかよーって思ったが
いざ見てみると、最新SFXの良い面が出ていて、
その描写は、タイタニックをはるかに凌いで実にリアルだった。

多くの工房も見事だが、ルーカスのILMは流石に凄い。
もっとも デイ-プインパクトの説得力の無い表面的な波も
残念ながら同社だったが、結局 人 ということだろうか。

監督はネバーエンデイングストーリーやUボートで有名な
ウォルフガング・ペーターゼンで私も好きだが、最近は
トロイやパーフェクトストームなど海の描写に絡んだ映画が多いような気がする。

ただ別の肝心な面では、前作ポセイドンアドベンチャーを
はるかに下回ったと思う。
脚本が片手落ちだ。
それぞれの人生を生きてきた人々が、同じパニックと危機に遭遇する
その時 どうするか?
こうした展開は、昔才人の脚本を書いた アーウィン・アレンが見事に描いた。
タワーリング・インフェルノ や
ポセイドン・アドベンチャー
大地震など 
その人が持つ明かされない過去などで、感情移入できたりする。

そうしたものが今回の映画では 表面的で
ただハラハラと リアルな特撮などで驚かせる感じだ。
例えば、カート・ラッセルと娘の諍いに
離婚した母親の出来事の台詞などがあれば より説得力や
人間臭さが出るだろう。
一気に見てしまうのだが・・それだけのものがあるのに
本当に残念だ。

リチャード・ドレイファスも重鎮なのに
大した盛り上がりも無い、ひどい設定で、
もっと出演作を選んでほしかったなあ。

でも良かったのは、ジョシュ・ルーカス
似合っていたし、熱演だった。
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by arthiropon | 2009-08-22 18:28  

若者たち 時の流れ

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(030629記述memoより)

今週は昨日まで練馬の遊園地で プール開幕準備の
出稼ぎ作業。
絵描きも生活費を稼ぐのは 楽じゃあない。
でも、出前のような売り絵を描くようになったら作家としては終わりだ。

朝5時50分の特急の始発
夜は9時頃 駅に着く毎日
その前の週は コースターの分解洗浄組み付けだった
風呂を沸かし いつのまにか死んだように寝て
朝を迎える
風呂に入り 深炒りの珈琲とビタミンを摂る
今日は 来週に納めるカートの組立と点検
来週一週間はずっと銀座での個展
なにがなんでも今日終わらせなくては

残業となると 最終バスも無い
タクシーを呼んでもその金は自己負担にされる
最寄駅まで徒歩で ゆうに 1時間近くはかかる

駅へ向かう道で なぜか アカペラで大声で
ジャズ調?で気持ちよく歌が唄えた
久しぶりに歌った あの曲

若者たち

君の行く道は 果てしなく遠い
だのに なぜ 歯をくいしばり
君は行くのか
そんなにしてまで

君の あの人は 今はもういない
だのに なぜ なにを 探して
君は行くのか
あてもないのに

君の 行く道は 希望へと続く
空に また 日が昇るとき
若者は また
歩き始める

なぜか私は 最寄り駅ではなく そのまま自宅へ
歩こうと思った
2時間40分かかって家についた

草の香り 暗い中に田んぼが光を帯びる
蛙の合唱
今まで 路と 対話してなかったなあ

夜にジョギングする人
親子で大きな橋を渡る笑い声
様々なひとの 時が 流れている

そして私の ときも 今夜約3時間このように流れた
でも悔いてはいないし馬鹿だったとも思わない
むしろ自己満足の達成感がある
自らの体の動きも思い知った

疲れというのは 単純に睡眠不足何時間とか
そういったものではないらしい

自分も図々しくなった
あせりがない
ケセラセラ なるようにしかならない
自分をひっくり返して 大きく振ったとしても
裸の今現在の自分しか出てこない の だから
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by arthiropon | 2009-08-22 18:12  

芸術が人を変える 善き人のためのソナタ

d0104438_18251285.jpgドイツ映画やポーランド映画というと
どうしてもナチスの圧制を描いたものが多いという印象だ。
それだけ人々の血には、そのことが染み付いているのだろう。
この映画も、ゲシュタポの盗聴の映画だと誤解していて、公開当時
興味はあったのだが、観るところまで行かなかった。
今日、ひかりテレビで、ようやく見て
もっと早く見れば良かったと思った。
でも、今日見て本当に良かった・・自分が絵の制作に挑む勇気を
再び与えてくれたからだ。

1984年といえば、まだまだ歴史的には最近といっていいが、
ベルリンの壁が壊される前の東ベルリンは、国家保安省(シュタージ)が自由を圧し
密告を奨励し、反対分子を盗聴し拷問処罰までしていたことに、まず驚かされた。
シュタージの指導的カタブツである局員ヴィースラー大尉が、
劇作家ドライマンと美しい舞台女優クリスタを監視盗聴するところから本題に入っていく。
『これを聞くと悪人になれきれないんだ』とドライマンが弾いたピアノソナタは
『善き人のためのソナタ』だった。
盗聴で聴いたヴィースラーは、本当の芸術に感動し、彼のベルリンの壁は崩れていく。
30代での若さで、なおかつ初めての長編映画を監督した
フロリアン・ヘンケルス・フォン・ドナースマルクは、
旧東ドイツの実態をつかむために、約4年間にわたって徹底的にリサーチをしたらしい。
登場人物は特定の実話ではないけれど、膨大な文献や
当時を生きた人々への多くのインタビューの蓄積が
この映画を真実味と感動に導いていると言えよう。
最後のシーンは、ラスト・エンペラーを思わせるような、時の流れを描いて素晴らしい。

ヴィースラー大尉を演じたウルリッヒ・ミューエ が素晴らしい。
残念ながら、アカデミー授賞式のあと、胃がんで他界されたようだ。
クリスタを演じるマルティナ・ゲデック も素敵だった。
ドライマンは、ロバート・ワグナーを髣髴させる良い感じのセバスチャン・コッホ が演じている。
以前WOWOWで見たテレビ映画 オペレーション・ワルキューレ の主役のときは
あんまり良いと思わなかったけど、今回はしっとりしてます。
音楽は『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞受賞のガブリエル・ヤレドが美しいスコアを書いてます。

印象に残った台詞:これは私のための本だ
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by arthiropon | 2009-08-02 18:30