カテゴリ:レコードCDを聴きながら( 10 )

 

雨の日と月曜日は 抒情的な女性の感性響く歌詞

完全自営業(絵描き)であるが、勤めも経験してきた自分。
その頃は、週初め・月曜日が雨だとちょっと憂鬱な気分にさせられた。
土日遊んで楽しかったのに、それも終わりか とか言うのではない。
絵を描くサイクルがまた変化し、鉄道でいえば、路線切り替え、
障害物多しみないなコースとなる。
しかしこの曲は、どうも勤め人の悲哀をイメージしたのとはまったく違って(汗)
揺れ動く、言葉にならない憂鬱な気持ちを、みずみずしい歌詞と曲で歌い上げたものだった。
カーペンターズの曲として知られるが、実は元はフィフス・ディメイションのために作られたものだった。素晴らしい編曲のイントロのハーモニカは伝説的奏者トミー・モーガン。

https://www.youtube.com/watch?v=Q3XDXSytiWY
下の訳は、こちらのサイトからです。
http://blog.goo.ne.jp/shino1967/e/b8a81ea301642e1a00b3f66c5fff308a
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Rainy Days And Mondays

Talking to myself and feeling old
Sometimes I'd like to quit
Nothing ever seems to fit

Hangin' around, nothing to do but frown
Rainy days and Mondays always get me down

What I've got they used to call the blues
Nothing is really wrong
Feeling like I don't belong

Walking around some kind of lonely clown
Rainy days and Mondays always get me down

Funny but it seems I always wind up here with you
It's nice to know somebody loves me
Funny but it seems that it's the only thing to do
To run and find the one who loves me

What I feel is come and gone before
No need to talk it out
We know what it's all about

Hanging around, nothing to do but frown
Rainy days and Mondays always get me down

Funny but it seems that it's the only thing to do
Run and find the one who loves me

Hangin around, nothing do to but frown
Rainy days and Mondays always get me down



ぶつぶつと独り言ばかり言って
自分でも年をとったなと思うわ
時々、こんな事はもうやめたいとは思うんだけど
なんだか上手くかみ合わなくて

ぐずぐずと、
眉間に皺を寄せて 嫌な顔して
他には何もすることがない
雨の日と月曜日は いつも気が滅入るのよ

こういう感覚を 
人は『憂鬱』と言うんでしょうね。
特に何かが間違っているわけじゃないんだけど
自分のいる場所はここじゃないような気がするの
孤独なピエロみたいに 
ただウロウロ歩き回ってる
雨の日と月曜日は いつも気が滅入るのよ

おかしな話だけど、結局はいつも
あなたのいるこの家に
行き着いてしまうみたい
誰かが私を愛してくれるって 
それがわかればゴキゲンになれるのに

おかしな話だけど 私がすべき事は
たった一つしかないみたいね
それは、ここを飛び出して
私を愛してくれる誰かを見つけることなの

前にも、こんな感情が私の中で
浮かんだり消えたりしたわ
だからといって
それを口に出して言う必要もない
だって 何も言わなくても
わかるでしょう

ぐずぐずと 
眉間に皺を寄せて 嫌な顔して
他には何もすることがない
雨の日と月曜日は いつも気が滅入るのよ

おかしな話だけど 私がすべき事は
たった一つしかないみたいね
それは ここを飛び出して 
私を愛してくれる誰かを見つけることなの

ぐずぐずと 
眉間に皺を寄せて 嫌な顔して
他には何もすることがない
雨の日と月曜日は いつも気が滅入るのよ

訳詞:Shino
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by arthiropon | 2016-06-13 11:51 | レコードCDを聴きながら  

アナログで聴く断絶

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昨夜、何故か無性に聴きたくなって
アナログレコードを引っ張り出してきたのが、これ。

井上陽水のファーストアルバム 断絶。

当時擦り切れるほど聴いたので、盤は傷んで音飛びもありーーのだが
この音で刻んだ自らの日々なので、CDの変に澄んだ音では
心に響かないのだ。

たぶん、一昨日、父を描いたので 父も好きだった歌の
人生が二度あれば を思い出したから聴きたかったのだろう。
傘が無い は、この大胆な太鼓の編曲に、驚かされた。

ファーストアルバム・・・最初の印象が強いのはなぜだろう?
私も、初期の大胆さがとか、人が入らない絵のほうが好きとか言われるが
初めには、とても大切な根の要素があるのは間違いない、とは思う。
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断絶に出てくる、彼女のオヤジ・・・当時は理解しづらい親だったが
今は、オヤジの気持ちがよく理解できるなと、パートナーと話した(苦笑)。

もしも明日が晴れなら は当時一番心に残った曲かもしれない。
根暗 根明とかいう言葉が流行った時代だが
なんて馬鹿げた薄っぺらい言葉だと思った。
私も 陽水を聴いていて、絵と将来と 生き方に悩み 根暗と言われていた。
悩まず、揺れ動かず、何でも受け入れる考えない世代は 当時から今に至るまで
いるんだろうななどと思ってしまった。
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by arthiropon | 2014-01-05 10:02 | レコードCDを聴きながら  

BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID

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2006/10/27記述メモより

先日 渋谷からの帰り、
池袋で下車し、久しぶりに
disk union に寄った。

東京で生活していた頃は、
国立の店によく行き、
隣接するaudio unionで中古の機械を
探すのが好きだった。

以前、ガールフレンドから
『男の子は一度は オーディオにこだわるわよね』
と言われたことがあったが、確かにそうかもしれない。

男は女は という議論や話題は好きではない。
ハンマーとソウ(のこぎり)のどちらが勝っているか
そんな無意味な話は したい人だけ勝手にしろ。

後輩の、後に彼の奥さんとなる女性のアパートに
彼が行った時の話。
整ったミニコンポの音が どうもおかしいと気付いた。
片方だけしか音が出ていなかった。
彼女は普通に「出てなかった?」と快活に笑顔で聞いた。
彼はまさに信じられない!自分なら気になって仕方が無い!
いい音が出てなければ買った意味が無い!
とりあえず音が出てれば良いという感覚は理解できない!
そう私に熱弁していたことを
今ふっと思い出した。
ところで 《その》disk unionの中古CDのコーナーで
懐かしいサントラ盤を見つけた。
BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID
ご存知の方もおられるかと思うが
Bart Bacharachが音楽を担当した
邦題『明日に向かって撃て』。
作詞家ハル・デビットとのコンビで
B・J・トーマスの歌った
RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD
雨にぬれても は あまりにも有名。

1890年代に アメリカ西部から南米にかけて
強盗などをはたらいた実在の無法者
ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドを
P・ニューマンとR・レッドフォードが演じ
(そういえば R・レッドフォード主催の映画工房サンダンスは
この役に惚れこんだ彼が ここから名づけているのでは?
ご存知の方 メールください)
これまた実在の 同行する女教師エッタ・プレイスを
キャサリン・ロスが・・とても綺麗でした。

探していたら、当時買ったパンフレットが出てきた。
書いたメモによると 1970年8/2と8/10の2回見ている。
兄にも絶賛したので、翌年の1/8に兄が見た。

我が家は亡き父が、大の映画好き映画通で
逆に 父の多いのうがきが私には食傷気味で
映画館で見ようとは 思わなかった。
それが この映画を機会に つかれたように見るようになった。
もっとも この映画が二本立てで
もう一つがまた良かったこともあるが・・。

この映画で魅せられたのは
セピア色から夜明けのシーンで一挙にカラーになる
美しい映像 雄大な自然
人物をコミカルに描いているが
絶体絶命のピンチでの彼らの『前にうって出る』行動
なにか強いメッセージ的なものを感じました。

それに加えて 音楽。
バート・バカラックの およそ西部劇とは思えない
モダンでおしゃれな曲には圧倒された。
なかでも SOUTH AMERICAN GETAWAY は
男性と女性コーラスを楽器として使って見事!

見つかったパンフレット同様
私の中にあった記憶も
セピアからカラーとなり

今 わたしに求められているのは
明日に 向かって 撃て !

ですよね。
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by arthiropon | 2009-08-22 18:24 | レコードCDを聴きながら  

MAIS QUE NADA

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2006/10/27 記述メモより

流行歌とは よく言ったものだ
流れ行く歌・・
その時代を反映しているが その光は
その時代でなくてはならず 多くは消え去るもの
アーチストの『作品』には その者にしかない『カラー』がある

MAIS QUE NADA マシュ・ヶ・ナダ

セルジオ・メンデスとブラジル’66のメンバーによる『作品』は
今でも色褪せず、露気分を一掃させるに充分なパワーを放つ。
中学のころ友人が自慢げに見せたアナログLPのジャケット
その同じデザインで 駅の改札近くのコーナーで
なんと 980円で売っていた。

ビートルズのデイ・トリッパ-やフール・オン・ザ・ヒル
バカラックのルック・オブ・ラブ
彼らにかかったら もう彼らの音楽だ。
今流行の ヒット狙いの安っぽい カバー曲ではない。

久々に聴く熱い息使いは 私の重い体に振動とリズムを
与えてくれた。明日もスタバの珈琲とともに起きれそうだ。
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by arthiropon | 2009-08-22 18:19 | レコードCDを聴きながら  

Norah Jones

(030405記述メモより)

最近はまっている(よく聴いている)音楽が二つある。
そのひとつは
女性歌手ノラ・ジョーンズの同名アルバム

先日wowowで生中継のグラミー賞で
栄冠に輝いたが、以前からラジオなどで流れていた
Don't Know Why などは何故か親しみを覚えていた。

明るい声というわけではないが
豊かで 背伸びしない
美しく 深みのある声
d0104438_1851455.jpg

アルバムの全ての曲が
私を心地よくさせる。

暗い間接照明の部屋で
ジャック・ダニエルのグラスをかたむけながら でも
目覚めの薫り高い珈琲をいただきながらでも
いやみがなく 飽きない。

ラビ・シャンカールの血をひく彼女
どうりで インド系の美人だと思った。

でも そんなことはどうでもいい
評論家にまかせとけば!

わたしは 好きだ
心地よい

それで いい!


夜明けを じっと待ってたわ
どうして行かなかったんだろう
喧噪の館にあなたを置いてきた
どうして行かなかったんだろう
どうして行かなかったんだろう

夜が明けたとき
飛んでいけたらいいのに、と思った
砂の上に膝をついて
こぼれる涙をすくいながら

心をワインで満たしても
あなたを忘れられはしない
いつまでも

誰かがあなたを逃がさなきゃならないの
どうして行かなかったんだろう
太鼓みたいに空っぽの私

どうして行かなかったんだろう
どうして行かなかったんだろう

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by arthiropon | 2009-08-22 18:05 | レコードCDを聴きながら  

Norah Jones


d0104438_6532922.jpg最近はまっている(よく聴いている)音楽が二つある。
そのひとつは
女性歌手ノラ・ジョーンズの同名アルバム

先日wowowで生中継のグラミー賞で
栄冠に輝いたが、以前からラジオなどで流れていた
Don't Know Why などは何故か親しみを覚えていた。

明るい声というわけではないが
豊かで 背伸びしない
美しく 深みのある声

アルバムの全ての曲が
私を心地よくさせる。

暗い間接照明の部屋で
ジャック・ダニエルのグラスをかたむけながら でも
目覚めの薫り高い珈琲をいただきながらでも
いやみがなく 飽きない。

ラビ・シャンカールの血をひく彼女
どうりで インド系の美人だと思った。

でも そんなことはどうでもいい
評論家にまかせとけば!

わたしは 好きだ
心地よい

それで いい!


夜明けを じっと待ってたわ
どうして行かなかったんだろう
喧噪の館にあなたを置いてきた
どうして行かなかったんだろう
どうして行かなかったんだろう

夜が明けたとき
飛んでいけたらいいのに、と思った
砂の上に膝をついて
こぼれる涙をすくいながら

心をワインで満たしても
あなたを忘れられはしない
いつまでも

誰かがあなたを逃がさなきゃならないの
どうして行かなかったんだろう
太鼓みたいに空っぽの私

どうして行かなかったんだろう
どうして行かなかったんだろう

(030405記述)
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by arthiropon | 2008-08-09 06:53 | レコードCDを聴きながら  

MAIS QUE NADA


d0104438_6433361.jpg流行歌とは よく言ったものだ
流れ行く歌・・
その時代を反映しているが その光は
その時代でなくてはならず 多くは消え去るもの
アーチストの『作品』には その者にしかない『カラー』がある

MAIS QUE NADA マシュ・ヶ・ナダ

セルジオ・メンデスとブラジル’66のメンバーによる『作品』は
今でも色褪せず、露気分を一掃させるに充分なパワーを放つ。
中学のころ友人が自慢げに見せたアナログLPのジャケット
その同じデザインで 駅の改札近くのコーナーで
なんと 980円で売っていた。

ビートルズのデイ・トリッパ-やフール・オン・ザ・ヒル
バカラックのルック・オブ・ラブ
彼らにかかったら もう彼らの音楽だ。
今流行の ヒット狙いの安っぽい カバー曲ではない。

久々に聴く熱い息使いは 私の重い体に振動とリズムを
与えてくれた。明日もスタバの珈琲とともに起きれそうだ。

2006/10/27記述
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by arthiropon | 2008-08-09 06:43 | レコードCDを聴きながら  

BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID

d0104438_6232293.jpg
先日 渋谷からの帰り、
池袋で下車し、久しぶりに
disk union に寄った。

東京で生活していた頃は、
国立の店によく行き、
隣接するaudio unionで中古の機械を
探すのが好きだった。

以前、ガールフレンドから
『男の子は一度は オーディオにこだわるわよね』
と言われたことがあったが、確かにそうかもしれない。

男は女は という議論や話題は好きではない。
ハンマーとソウ(のこぎり)のどちらが勝っているか
そんな無意味な話は したい人だけ勝手にしろ。

後輩の、後に彼の奥さんとなる女性のアパートに
彼が行った時の話。
整ったミニコンポの音が どうもおかしいと気付いた。
片方だけしか音が出ていなかった。
彼女は普通に「出てなかった?」と快活に笑顔で聞いた。
彼はまさに信じられない!自分なら気になって仕方が無い!
いい音が出てなければ買った意味が無い!
とりあえず音が出てれば良いという感覚は理解できない!
そう私に熱弁していたことを
今ふっと思い出した。

ところで 《その》disk unionの中古CDのコーナーで
懐かしいサントラ盤を見つけた。
BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID
ご存知の方もおられるかと思うが
Bart Bacharachが音楽を担当した
邦題『明日に向かって撃て』。
作詞家ハル・デビットとのコンビで
B・J・トーマスの歌った
RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD
雨にぬれても は あまりにも有名。

1890年代に アメリカ西部から南米にかけて
強盗などをはたらいた実在の無法者
ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドを
P・ニューマンとR・レッドフォードが演じ
(そういえば R・レッドフォード主催の映画工房サンダンスは
この役に惚れこんだ彼が ここから名づけているのです)
これまた実在の 同行する女教師エッタ・プレイスを
キャサリン・ロス(映画 卒業のエレンです)が・・とても綺麗でした。

探していたら、当時買ったパンフレットが出てきた。
書いたメモによると 1970年8/2と8/10の2回見ている。
兄にも絶賛したので、翌年の1/8に兄が見た。

我が家は亡き父が、大の映画好き映画通で
逆に 父の多いのうがきが私には食傷気味で
映画館で見ようとは 思わなかった。
それが この映画を機会に つかれたように見るようになった。
もっとも この映画が二本立てで
もう一つがまた良かったこともあるが・・。

この映画で魅せられたのは
セピア色から夜明けのシーンで一挙にカラーになる
美しい映像 雄大な自然
人物をコミカルに描いているが
絶体絶命のピンチでの彼らの『前にうって出る』行動
なにか強いメッセージ的なものを感じました。

それに加えて 音楽。
バート・バカラックの およそ西部劇とは思えない
モダンでおしゃれな曲には圧倒された。
なかでも SOUTH AMERICAN GETAWAY は
男性と女性コーラスを楽器として使って見事!

見つかったパンフレット同様
私の中にあった記憶も
セピアからカラーとなり

今 わたしに求められているのは
明日に 向かって 撃て !

ですよね。

2003年記述
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by arthiropon | 2008-08-09 06:29 | レコードCDを聴きながら  

音楽02 桑田の『月』・・秩父の月によせて

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千恵子は東京に空が無いと言った・・
有名な一節

意味は違うが、東京では今見るような

空も夜空も月も無かった

この地に生まれて歳を重ねている方
今見る削られた山が 丸みを帯びていた頃を
知っている方は 灰色の深みの無い夜空と月は
ぴんと来ないかも知れない

月は ガラス系の物質で表面が出来ているらしい。だから 太陽の光を反射して
夜 道を照らす
街灯の無い真っ暗の道には
まさに 常夜灯。

低い
大きい
オレンジに近い
泣いているような黄色
羊の群れと共に居るような
白雲に包まれた月

それらが この地で見ている 月の印象

東京で描いた 月の絵『寒月』
仕事から家路につく午前0時半頃に見続けた月

さほど時間をかけずに描いた絵だが
なぜか多くの方の反響があった。
個展の後電話があり その方にお譲りした

あの月は 二度と描けない
だから 絵なのだ
だから絵は 生きている
だから絵は 価値があるのだ
つくづくそう思う

月に うさぎが見えた昔の人の感性
イマジネーション
単に非科学的と笑う気にはなれない。

桑田の歌 わたしの好きなナンバーのひとつ



遠く遠く海へと下る 忍ぶ川のほとりを歩き
果ての街にたどり着くころ 空の色が悲しく見える
振り返る故郷は 遥か遠くなる
柔らかな胸に抱かれてみたい Ah 君を見ました
月見る花に 泣けてきました 嗚呼…

蒼い月が旅路を照らし
長い影に孤独を悟る
人の夢は浮かんで堕ちて
されど赤い陽はまた昇る
啼きながら鳥は何処へ帰るだろう
翔び慣れた夜もひとりじゃ辛い Ah
君と寝ました 他人のままで
惚れていました 嗚呼…

夏の空に流れる星は さわぐ胸をかすめて消えた
波の音に哀しみを知り 白い砂に涙がにじむ
罪深き風が肌を萌やす季節
酔いながら人は抱かれてみたい Ah
君と寝ました 月夜の蚊帳で
濡れていました 嗚呼…

揺れて見えます 今宵の月は
泣けてきました 嗚呼…


遠く遠く海へと下る 忍ぶ川のほとりを歩き
果ての街にたどり着くころ 空の色が悲しく見える
振り返る故郷は 遥か遠くなる
柔らかな胸に抱かれてみたい Ah 君を見ました
月見る花に 泣けてきました 嗚呼…

蒼い月が旅路を照らし
長い影に孤独を悟る
人の夢は浮かんで堕ちて
されど赤い陽はまた昇る
啼きながら鳥は何処へ帰るだろう
翔び慣れた夜もひとりじゃ辛い Ah
君と寝ました 他人のままで
惚れていました 嗚呼…

夏の空に流れる星は さわぐ胸をかすめて消えた
波の音に哀しみを知り 白い砂に涙がにじむ
罪深き風が肌を萌やす季節
酔いながら人は抱かれてみたい Ah
君と寝ました 月夜の蚊帳で
濡れていました 嗚呼…

揺れて見えます 今宵の月は
泣けてきました 嗚呼…d0104438_1483350.jpg
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by arthiropon | 2007-06-10 14:09 | レコードCDを聴きながら  

音楽file 01 フジ子ヘミング、こころを弾くピアニスト

昨夜(2001-4/29)WOWOWで、フジ子ヘミングのコンサートを放映していました。
昨年9月頃 TVの知ってるつもり で紹介され、
彼女の自伝の本を買い、読みました。

丁度私の人生の選択、会社存続の危機・
移転・私の絵画制作存続の危機・・
そして秩父への引越し・
リストラで半数近くになった会社への通勤・・
そんな時期と重なりました。

読んで魂が揺さぶられました。

お母さんとの確執、
単身ドイツでの極貧生活、
仕送りが底を尽き、一週間以上砂糖水で乗り越えたその我慢強さ、

外人居留者として周囲からの冷遇・・
そんな時、レナード・バーンスタインの楽屋へ押しかけ、
思いのたけを彼女はぶちまけた。
バーンスタインは謙遜にも、
そこで弾いてごらん と彼女のピアノを聞き、
彼女がリサイタルできるための費用いっさいを持つと約束、
宣伝も かって出た。

素晴らしい出会い・・苦労が報われるとき・・
しかし暖房費も無い冷え切った部屋と貧しい食生活からか・・
はたして、あの夢にまで見たリサイタルの数日前に、
彼女は過労からピアノの音が全く聞こえなくなる。

それから長い長い年月が過ぎ、
母親の死を乗り越え、
聴覚の回復したフジ子ヘミングの
現在の成功をもたらしたのは、
それでもピアノを弾き続けたこと と 
聴衆が世界を動かしたことだと思います。

私は泣きました、

絵を、どんなことがあっても続けて行こう、

彼女の苦労を考えれば・・と思いました。

初めて彼女の演奏・楽譜の無いピアノ演奏を聞き、
モニターの前で思わず拍手しました。

彼女にとって演奏は、なぞるものでは無く、
人生そのもの・・私の心のけん盤が叩かれていました。
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by arthiropon | 2001-04-29 12:29 | レコードCDを聴きながら