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映画02 トウモロー・ワールドの描く近未来

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来年2008年に インフルエンザが大流行して
テオ(主人公)の子供は死亡する。
近未来・・あまりに近い未来の設定だ。
それから約20年後が舞台の映画だった。
都市も、自動車も、かえって古いようなイメージがある。
ビーム光線やワープも登場しない。
でも、もしかしたら・・ありえないことではないと感じさせるのは
映画の無駄の無いテンポや、迫真の演技が成し得るものだろう
監督は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のアルフォンソ・キュアロン。
演じるのは、クライヴ・オーウェン 、ジュリアン・ムーア 、マイケル・ケイン

西暦2027年には、人類に子供が産まれなくなり、もう先は無い。
地球は、今の人類に もう住んで欲しくないという意思の表明なのか。

今は経済不安で、多くの男女が子供を作らない。
絶えず世界のどこかで戦争があり
絶えず犯罪が横行し
絶えず飢餓が報道される
互いのことが理解できず、理解しようともしない。
肩に圧し掛かる漠然とした
しかし根拠のある大きな不安

印象的なシーンは
銃撃戦の最中、赤ん坊の泣き声が聞こえるときだ。
母が泣く赤ちゃん抱いて階段から降りるのを見た兵士たちは
銃撃を静止する。

戦い・怒り・憎しみ
これらは、何も産み出さない。
人類に明日があるとしたら、
赤ちゃんが恐怖で泣き喚かない世界
やすらかに生きることが出来る世界を
作ることが条件だろう。

赤ちゃんは
まさに 命の輝きであり
明日への希望の象徴だ。
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by arthiropon | 2007-04-15 10:24