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映画05 ダイハード4.0が描く現実の勇気

d0104438_20334871.jpgとても新鮮味があって、おもしろかった。
すっかりスキンヘッドになったブルースだが
前作から12年が経過したとは
とても思えない。
むしろパワーアップした感がある。
今回は製作も兼任している。

1作目は、高層ビル内で巻き込まれた事件
2作目は、空港で
3作目は、マクレーンを犯人が指名してくる
あれほど社会の危機を救ったヒーローのはずなのに
妻とは離婚したまま、
愛娘とも和解できず
財産も無い状態。
そんな彼を犯人との命がけ(ダイハード)の戦いへ
奮起させたのは、娘の誘拐という事実だった。

今回の新たな敵は、情報化社会のコンピューターを操る
超デジタル頭脳犯のサイバーテロ組織。
完璧なアナログ男が、体を張って仕掛ける対決が
見応えある仕上がりとなっている。
毎回ベテラン競演陣の演技が
映画を安定させてきたシリーズだが
今回は、魅力的な実力派が脇を固めている。

マギー・Qは冒頭から、美しく印象的で,すぐに
MI:3の『ナイス・カー』と言って爆破ボタンを押す女性だとわかった。
後に手強くジョン・マクレーンを翻弄する。
救出した若いパソおたく(j・ロング)が、社会のことを『システムが・・』と言ったことに対し
ブルースは激しく怒る『システムだと?人が生きて暮らしているんだぞ!』。
FBIの中で唯一まともで、マクレーンを救出に行く黒人(クリフ・カーティス)は
確か『マジェステイック』に出演して光っていた人だ。
敵の眼光鋭い首謀者(ティモシー・オリファント)も、
野望に燃える高ぶった犯罪者を、よく演じていた。

ファントムやハイウェイトンネルのシーンは
CGでしかありえないと思ってしまうが、
体VS体の対決の迫力も、きちんと肉付け去れていて
そのへんにある『希薄なアクション映画』になっていない。
これは細部にこだわる監督、『アンダーワールド』のレン・ワイズマンだからだ
と感じた。
バンバイヤの哀愁に必要な、顔の筋肉の動きやストーリー展開は
監督ならではと思ったからだ。

何発撃っても弾が無くならないランボーのようなマッチョと違い
ジョークを言うユーモアがありながら
娘を体を張って守るという親父という設定に
共感できるので、このシリーズは安直にならないのだろう。
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by arthiropon | 2007-07-05 12:37 | 洋画 映画館