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007慰めの報酬に秘密兵器無しの爽快さを見る

今夜、先行ロードショーで観た。
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007シリーズ第22作 前回からJ・ボンドとなった俳優ダニエル・クレイグが体当たりで好演。
彼になってから、秘密兵器を極力廃止、CG爆発も無い。
アストン・マーチンからも、機関銃も、油も、レーザーも、飛び椅子も出ない。
争ったスーツやシャツは汚れ、血痕は染みて、顔の傷のまま走る。
心の傷や信頼関係に苦しむ・・今までのお洒落でスマートなスーパーマンと違い、
人間的に描かれていて迫力があった。
ただ、飛行機のシーンは、ちょっとかっこよすぎんじゃないの?

慰めの報酬とは不思議なタイトルだ・・勝手に付けた邦題かと思いきや、原題。
前作で失った恋人ベスパーを殺害されたボンドと、家族を殺された美女カミーユが
心の傷を抱え、各々の敵に行き着くが、学んだことは・・・死者は復讐を望まないこと
カミーユを演じるのは、オルガ・キュリレンコ(Paris, je t'aimeに出ていたとは気づきまへんでした。)日本にもいそうな中山美穂に似た美人・・切れがあって良かった。
宿敵ドミニク・グリーンは、潜水服は蝶の夢を見る で見事だった マチュー・アマルリックが
目をギョロッとさせて怖い。

印象に残った台詞
ジャンカルロ・ジャンニーニが、重厚な演技で言う
『彼女を許せ。そして自分も許せ。』
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by arthiropon | 2009-01-19 00:31 | 洋画 映画館  

ランド・オブ・ウーマン は傷つき易い繊細さを表現

愚かな“俺が俺が族”に囲まれている現代社会にあって
周囲の生身の人たちへの暖かい視点に満ちた、久々のジーンとくる映画だった。
表面では堅牢に振舞う人々が、実は言えない悩みを抱え、本音を話せないで苦しむ。

母親役、そして抗癌剤で髪が抜けるメグ・ライアンを初めて見たが、
娘や浮気を隠している夫への複雑な思いを秘めながらの美しい笑顔は素敵だった。
失恋に傷つきながら根が優しい愛情に溢れる青年をアダム・ブロディが熱演。
オリンピア・デュカキスが、その 認知症のお婆ちゃんを見事に演じて感動した。
この人は、ノーマン・ジェイソン監督の『月の輝く夜に』でも光っていた。
なにかこうした心の機微を描いた映画があったよなあ・・偶然の旅行者とか
監督を調べて納得した・・
監督/脚本は「偶然の旅行者」のローレンス・カスダン監督の息子ジョナサン・カスダンだった。
印象に残った台詞
『最後は私が言うのよ』d0104438_23154610.jpg
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by arthiropon | 2009-01-01 23:18 | ホームシアター