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『ホンキートンク35周年プレミアム ライブ』 内田勘太郎 木村充揮の熱気

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昨日は、秩父市皆野町にある老舗ライヴハウス
ホンキートンクに行った。
『ホンキートンク35周年プレミアム ライブ』は
もと憂歌団のギタリスト 内田勘太郎さんと 
ヴォーカル 木村充揮さんの熱気の篭ったものだった。
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『天使のダミ声』と呼ばれた、無二の存在感・・
透き通った声ではないが
聴く人の内面に届く声だ。
あらためて、単なる綺麗さ というものと
心に引っ掛かる美しさ とは違うなと感じた。
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内田勘太郎さんの天才肌のギターは澄んでいるが
曲によって自在に変貌する。

まったく違うこの二人の個性が
不思議と互いを盛り立てていた。

人の・・作家の作品は
地と血に根ざしたもの・・根を張ったものが・・
響くことが多いのではないだろうか。

ライヴ終盤で歌う 内田さんの 美らフクギの林から
木村さんが歌う 天王寺
しみじみと熱いものに触れた感じだった。

LIVE HOUSE CHICHIBU HONKY TONK
今ではほとんどのライヴハウスが
スナックの負荷イベント要素として
行うのが多いが
本当に希少であり老舗なのだと感じる。
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by arthiropon | 2013-02-24 19:13 | ライヴの揺さぶり  

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』不死身すぎるマクレーン

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予告編がとても興味深く作られていたので
6年ぶりに ジョン・マクレーンに会いに行った?

良かった点は
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冒頭のカーチェイスにはド肝を抜かれる。
大半はCGに違いないと 引いていたが
監督ジョン・ムーアによると、使われた実車は650台で
その内132台は廃車処分となり、残りも大破している。
撮影で使われた車の総額は1100万ドル(約10億円)だそうだ。
クレーンで吊って落下させて合成というメイキングも見たが
運転する人間も実際いたのだから凄い。
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コマロフの娘イリーナ を演じた ユーリヤ・スニギル が印象深かった。
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くだらない評論家になりたくないので マイナス面は書きたくないが

今までのマクレーンなら、3回は死んでいるはずの目に遭っているのに
ガラスの破片の路面も
放射能汚染も平気
今までの感情移入は ほぼできないほどの不死身となってしまったのが残念。
あんなに簡単に中和され得る放射能なら、苦労も涙も無いだろうに・・・
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by arthiropon | 2013-02-23 04:51 | 洋画 映画館  

魔女が飛べなく、絵が描けなくなる時。魔女の宅急便

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1989年(平成元年)7月29日から東映系で公開されたアニメ映画
魔女の宅急便。
翌年頃出たレーザーディスクで見たが
それから20年以上経って出たブルーレイを借りて
あらためて鑑賞した。
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最初観たときと同じく、この映画で最も印象に残ったのは
飛べなくなった魔女のキキが
画家のウルスラという女性のアトリエに泊まるシーン。
角野 栄子の原作には無い場面だが
鮮烈にセリフが残っている。
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魔女も飛べなくなることがあるんだね
絵も描けなくなる時がある・・
描けないときは・・
描いて描いて描きまくる
それでも駄目なときは
描くのをやめて
なにか別のことをする
すると不思議とまた描けるようになるんだよ
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キキは
夢と情熱にあふれて魔女になるが
仕事をもらうのに苦労する
ようやく軌道に乗って やり方が定まって
プロっぽくなると
黒猫ジジの声も聴こえなくなり
飛べなくなってしまう。

これは プロであること と 注文をもらうということを
完全同一視してしまう勘違いから迷い込んでしまう
本当に純粋に絵を描こうとする画家にとって
大きなジレンマの問題だ。

本当のプロ
プロとは何かと問われたら
注文や金の有無を問わず
その精神性
気迫 生き様 四六時中
魂を注いだ作品作りということなのだ。

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ウルスラが描きかけで止まっていた大作・・
20年前は、宮崎さんは凄いな、こんな絵を作中で登場させるなんて
気・・スピリット・・に満ちている
宮崎さんが描いたのかな?
だとしたら彼は本当は 画家志望だったのかな?
などと思ったものだ。

キキが陥った 飛べなくなった現象は
毎日の 決まったこと
目の前にあるものを片づける
繰り返しの日常
鳴れ

いつのまにか最初の情熱や希望という
気 が無くなっていた。
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今回再発見・・いや改めて知ったのは、
この大作が 青森の坂本小九郎先生の指導のもとに
八戸市立湊中学校養護学級の生徒さん13名が制作した
木彫りの 実在する作品だったということ。
これを見た宮崎さんが感銘を受けて、このシーンの絵にしたとのこと。

それを知って より ここで言いたいことにピンとくる。
いわゆるアマチュアが仕上げたこの 気に満ちている作品は
プロフェッショナルだと。

ジジにウルスラが質問する
魔女ってどうやって飛ぶの?

血で飛ぶの と答える・・

湧きあがるようなパッション
体内を駆け巡るような熱い血

そうしたもので私も飛びたい・・いや絵を
描き続けたいのだ。
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by arthiropon | 2013-02-21 09:42 | アニメーション  

他人が言うことや群れではなく自分を信じる『アウトロー』

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アウトローというと、クリント・イーストウッドの西部劇を思い出す。
劇中テレビでかかる西部劇がそうかと思ったら
これは、グレゴリー・ペックの『大いなる西部』。

lawは法律、
outは倒すだから、outlawは無法者とうことになる。

しかし犯罪者という意味に必ずしもならないのは
法律(ロー)が、社会的価値観という意味に広げていくと
社会の風潮や常識に流されず、自分の感性や知力を信じるもの
ということに<アウトロー>は解釈できるかもしれない。
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しょっちゅう、メールや携帯をかけまくっていたり
ソーシャルで、他人が書いたり報道されていることを
ペーストしてじゃんじゃん流している
深みの無い
言い換えると ペタンとした、簡単に流される風潮の現代社会。

アウトロー主人公
ジャック・リーチャーは、もっと広い視野でものを見ろ と語る。
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面と向かって相手に対し、身体をはって挑んでいく。

なぜそう思うんだ?
だれだれさんが そう言っていたから
・・・そんなのは
自分だけの人生を生きている『その人』の答えになっていない。

先入観を持たずに考えてみろと
ジャックは問いかける。
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自らの 言い訳しようとする心にではなく
正直に、自分を貫いていきたいと思う人には
メッセージとなる映画だろう。

驚いたのは
ドイツの重鎮、ベルナー・ヘルツォーク監督が悪役で存在感を出しているということだ。
よく承諾したなあ。さすがトムだ。

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by arthiropon | 2013-02-04 00:25 | 洋画 映画館