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キャデラックレコードで明かされるブルースの曙

キャデラック・レコード
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# by arthiropon | 2010-01-29 12:27  

スター・トレック2009の若々しさ

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映画版シリーズ11作目ではあるが
私にとって これは異色作だった。
トレッキーという言葉があるほど
アメリカを中心に、世界中にいる熱狂的なファン。
大昔のテレビシリーズと、ほぼ同じユニフォームで・・
やはり 譲れない ものもあるのだろうか。

多くのSFもののシリーズの中で
スター・トレックは、精神性の内容が
より多く盛り込まれているように感じる。

本作は
トレッキーではないJ・J・エイブラムス監督によって
友情と絆というテーマを軸にした映画となっている。

ジェームズ・T・カークとスポック ・・
意外な展開をし
スリリングに展開する本作は
若々しく新鮮な印象だった。
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太りすぎて見る影も無い(人のことは言えないが)W・シャトナーは
出演していないが
時空を超えたバルカン星人スポックに
オリジナルの レナード・ニモイが
友情の絆を説くアンカーマンの役柄を演じている。

嬉しかったのは、万引き事件が大々的に報じられた
ウィノナ・ライダー が
スポックの母を印象的に演じていたことだ。
また、炎のランナーのベン・クロスが、父サレクを演じているのも
驚いた。

そして、最後までわからなくて
ロールオーバーで名前が出ても
どこに出ていたのと思ったのが
ネロという悪役を演じた
エリック・バナ だった。

この映画を見たいと思った理由のひとつに
『アバター』でCG出演の
ゾーイ・サルダナが、ウフーラ役で出ていることだった。
パートナーも、やはり魅力的と
賛同していた。
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ストーリー展開が、過去の様々なエピソードの軌跡を
尊重しているために、最後のテーマ音楽が流れるときに
なんだか嬉しくなったりもする。

宇宙大作戦よりも前の時代を描きながら
U.S.S.エンタープライズ のワープの速さや
展開の速さ
固定されてないカメラなど
これらが、途中までなじめなかったが
Mission: Impossible III の監督に
トム・クルーズに招かれただけあって
若々しさのあるスリリングな作品
だった。

# by arthiropon | 2010-01-24 13:46  

アバターは衛星パンドラロケのようだ

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昨夜、ユナイテッドシネマ入間で見た。
予告編のときは、ご他聞に漏れずCG満載に頼った映画でしょうくらいにしか
響かなかったのだが、
3時間近くの上映時間を感じさせない
素晴らしい爽快感が残る映画だった。

見るのではない そこにいるのだ というキャッチコピーに
うなずけるくらい、まさに22世紀の衛星パンドラでロケ撮影したような
臨場感だった。
3Dという設備の無い状態で見たが、めがね等絶対かけたくないので
2Dで充分だった。
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でも、この爽快感は新次元のCGとVFXだけのためでなく
それ以上に、大地や樹木や自然界に対する畏敬の念と
人間の愛や繊細さや悲しみや怒りや愛おしさが
ストーリーに骨太に描かれているためだった。

インデイアンやアフリカ民族やベトナムなどに
くりかえす歴史・・自然を破壊し調和した先住民を追い出す 見下げ果てた行為
そうした愚かさに警鐘を鳴らし、本当に大切なものを問いかける。
ジェームズ・キャメロン監督が12年を費やしただけあるなあと感慨がある。

アバターの語源はインド神話「アヴァターラ」(神の化身)から来ているそうで
本作では、遺伝子操作で作り出された、人間とナヴィを組み合わせた肉体を指す。

パフォーマンス・キャプチャーという
全シーンが(俳優の動きをコンピューターに取り込む)技術によって作られたCGキャラクターでも
ゾーイ・サルタナが演じたネイティリは、これまでのどんなヒロインよりもタフでかっこいいのと
シガーニー・ウィーヴァーが語ったそうだが、本当にそうだ。
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『ターミネーター4』で印象的だったサム・ワーシントンが好演している。

# by arthiropon | 2009-12-31 11:43 | 洋画 映画館  

THIS IS IT マイケルは真のミュージシャンだった。

THIS IS IT マイケルは真のミュージシャンだった。_d0104438_11592968.jpg
マイケル・ジャクソンが好きだった。
ジャクソン・ファイブの頃は、可愛かった。
オズモンド・ブラザースや日本のフィンガー・ファイブなどの
真似事グループも出たが、少年のマイケルは
可愛い以上の天性の才能を感じた。
それが何故、整形したり 幼児性愛裁判があったり
白人のような肌にしたり、リズ・テーラー崇拝の部屋を作ったりと
ゴシップの耐えない騒ぎに、正直うんざりしていたことも
事実だ。
彼は、ネバーランドに憧れ、
ピーターパン映画フック(S・スピルバーグ監督)に出演したいと懇願したが
黒人は主人公になれないと断られたと、当時の映画情報誌に書いてあった。

・・・・しかし上記のこうした『出所不明の』情報は
きっと嘘や陰口や噂のたぐいなのだと 昨夜感じた。
それほど、彼の THIS IS IT は すべてのダーテイを払拭して 素晴らしかった。
そこには、麻薬中毒者もロリータ・コンプレックスも変質者も人種偏見者も存在せず
100パーセント 等身大の真のミュージシャンだけが
存在していた。
ライブでなくFILMなのに、圧倒的なメッセージダンスで迫ってくる。

父親に振るわれた幼少時の暴力
父に、顔を非難され殴られ続けて陥った身体醜形障害
受け継いだ奇病・・
尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)
マーティン・バシールや ユリ・ゲラーによって
いわれの無い中傷など、本当に気の毒な人だったのに、
我々は、マスコミの言うことだけが大声で聞こえてきて
耳に入ることだけで、イメージを変えてしまった。

音楽に対して
ダンサーに対して
より良いものに対して
地球に対して
いのちに対して

マイケル・ジャクソンは 愛を抱き続けた。

THIS IS IT

ぜひ見るべきです。


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# by arthiropon | 2009-11-15 12:01 | 洋画 映画館  

ウルヴァリン の誕生秘話 X-MENZERO

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ユナイテッドシネマ入間で見た。
最近『オーストラリア』を見たので、ヒュー・ジャックマンが身近に感じていた。
本当にオーストラリアの俳優さんだそうで、ミュージカルもこなし
第81回アカデミー賞の司会を受けて
今までのコメデイアンの通例下品なブラックジョークから、品のある進行で盛り上げた。
そんな彼が、完璧な肉体と制作もかねて挑んだのが本作だ。
監督は、アクション映画とは無縁に思える、
「ツォツィ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したギャビン・フッド。
ウルヴァリンとケイラの心情描写が繊細に思えた。

CG満載だが、構図に臨場感があって、なかなか楽しめる。
心に残る台詞
あなたは ケダモノではないのよ。
リン・コリンズ演じる女性教師ケイラが素敵だった。

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# by arthiropon | 2009-09-12 23:13 | 洋画 映画館