ドイツ3大Bの夕べ アテフ・ハリム魂のヴァイオリン 

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杉並公会堂 小ホールで
昨夜(2010.3.16)

アテフ・ハリムさんの
ヴァイオリン・リサイタルが開催された。

ハリム氏のコンサートは何度も拝聴しているが
驚くのは、同じ曲でも
新たな曲として聞こえるということだ。

それだけではない。

その音楽は

私の魂を揺さぶる・・・

深海から浮かび上がってきた鯨のように
地中深くから込み上げてくるマグマのように

魂を揺さぶる、パッション溢れる演奏なのだ。

それはもう、
ヴァイオリンとか 楽器とか
そういった次元を凌駕して、
私の感性と心に『地響きを』起こしてくれるのだ。

日常の喧騒から逃れるとか
殺伐とした社会で生きている人への癒しとか
そういったこと以上に

私の五感の鬱血(うっけつ)と凝りをほぐし
イマジネーションの世界へと
導いてくれる。

10代で家出して 高専も中退して
絵を描いていた頃
ベートーベンをずっと聴いていた。
くじけそうな自分の気持ちを高めてくれた気がした。
カラヤンやメータより
カール・ベームやフルトベングラーのほうが
心震わされた。
アテフ・ハリムさんがカール・ベームの指揮の元で
演奏した経験があることを知り
嬉しかった。

バッハ、ブラームス、ベートーベンと
演奏は すべて素晴らしかった。
ブラームスの旋律が、ベートーベンへの敬愛から来ていることが
森明美さんから紹介され、興味深く聞いた。
最後のアンコールで、ラフマニノフのヴォカリーズが
私の心に入ってきたときに
麗しい風と香りに満たされた。

はだしのピアニスト?下山静香さんのピアノも良かった。


アテフ・ハリム公式ホームページは こちら です。
本当を求める人は
ぜひ聴いていただきたい。
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by arthiropon | 2010-03-17 18:42 | アテフ.ハリムのヴァイオリン  

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